おぉ〜どこかで見たよな・・・韓国編


1.路線バスT編

韓国の路線バスは現代と大宇の2社のみが販売されているようである。

現代は三菱との関係からエアロスターに似たデザインが施されている。

大宇はオリジナルデザインでちょこちょこマイナーチェンジが行われているようである。

大型路線車が主流であり、中型路線車は見受けられなかったがマイクロバスの

路線車はいた。路線は市内を縦横無尽に走っており、行き先が系統の数字で

あらわされているため、一見解り易そうであるが、経由地がハングル表記であるため

一般日本人観光客には利用は無理であろう。

(画像をクリックすると大画像になります)


現代編

現代の大型路線車「エアロシティー」。

すべての表記がハングルなので行き先や、バス会社は全く解読不能。このオレンジ色のバスがソウル市内では一番よく見かけられた。

現代製は一段下げられたフロントウインドーとその下のセーフティーウインドーはまさに「エアロスター」風。ライトも角目である以外はどことなく似た様な雰囲気。路線車のエアコンはほとんどの車輌が屋根上にエバポレーター一式が載るパッケージエアコンである。メーカーは韓国のメーカーであった。

不思議なことに街中で見かけた現代の路線車はこのエアロシティー一形式のみであり、ホィールベースの違いや、旧型車なども見受けられなかった。代替時期が早いのかそれとも耐久性が劣るのかどうかは不明・・・

こちらは中・長距離用のトップドア車。サビを考慮してか、昔の佐賀の昭和自動車みたいにステンレスのコルゲートが張られている。フロントの方向幕の処理など、エアロスターの一般マスクに通ずる物がある。

 


大宇編

大宇の大型路線車「ロイヤルシティー」

BS106L

大宇の大型路線バスで、見かけた中で一番の古参車。メトロ窓&モノコックボディー。モノコックといえどもリベットレスのボディーはなかなか美しい。大宇の場合、前ドアの横に型式が記されているので趣味的に面白い。

 

BS106L

少々マイナーチェンジが加えられ、窓がユニット化されている。

BS106

中扉が引き戸車が多い中、こちらは中折り戸。フロントガラスも傾斜がついているタイプで型式もLがつかないなど、何か意味がありげな車輌である。クーラーユニットも少々小さい物が取り付けられている。

BS106L

更にマイナーチェンジし、ヘッドライト・フロントバンパー部に手が加えられ、エンブレムも新しい物が登場。後部のルーバーも消えた。

BS106

こちらは最新型。ヘッドライトとフロントグリルが手直しされている。

BS106L

中・長距離用のトップドア車。前述の現代車同様、ステンレスのコルゲートが張られている。塗装からすると同じバス会社なのでバス会社の独自の仕様と思われる。

 


 

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